【読書】世界一やさしい問題解決の授業
(出典:アマゾン)
こんにちは、カズです。
最近、「問題解決能力」や「論理的思考」、「ロジカルシンキング」っというワードをよく耳にすることがあり、会社からも自己啓発として学ぶようすすめられます。
そこで今回は、私が一番初めに手にした書籍である、「世界一やさしい問題解決の授業」について感想を含めご紹介させて頂きます。
こんな人におすすめ
まず本書は以下の方におすすめ出来る本です。
- 問題解決や論理的思考、ロジカルシンキングってなに?
- 問題解決能力を学ぶことのメリットがよく理解出来ていない。
- このような書籍をはじめて購入する。
本書について
本書の中で私が特に感銘を受けた内容をご紹介します。
問題解決能力を磨くことで成長スピードが早くなる
現象を起こしている原因を明らかにして、効果的な打ち手を考えて、行動していくこと
仕事でも受験勉強でも、なんの問題も発生しないといったことはまずありえません。大切なのは発生した問題の原因を明らかにし、再発防止に向けた効果的な打ち手を考え、実践することだと思います。言葉を読んだけでは「ふ〜ん」っと通り過ぎてしまうかもしれませんが、この意識があるのと無いのでは成長のスピードが大きく変わってきます!!
基本的なことかもしれませんが、本書の序盤で説明がありますので、良く読むことをおすすめします。
問題の原因を分析し、最適な方法を考える
本書では、問題解決の手法として、以下の手順が紹介されています。
- 原因としてありえるものを洗い出す
- 原因の仮説を立てる
- どんな分析をするか考え、情報を集める
- 分析する
- 打ち手のアイディアを幅広く洗い出す
- 最適な打ち手を選択する
- 実行プランを作成する
問題解決の基本的なプロセスであり、どんな場面でも応用が可能と思います。頭に叩き込んで起きましょう(^^)
目標の設定
ひとつの大きな夢を、いくつかの小さな目標に置き換える
漠然と「将来スポーツ選手になりたいな〜」っと思って、知らない間に夢がかなった!!っといったことは、あるはずがありません。目標達成向けて何をするか考えることが、肝となります。
漠然と行動するのではなく、自分が実践できるレベルまで噛み砕いていき、行動を続けることが目標達成のカギだと思います。
本書の活用方法
本書は、「問題解決能力」に関する書籍の入門編といった位置ずけだと思います。そのため、常にカバンに入れておくと言うよりも、自宅の本棚に保管しておいて、「なんだっけ?」といったときに、見返すような使い方になると思います。
学びを進めていくうちに、「なんでべん勉強してるんだっけ?」といったことがありましたら、本書を読み返して、効用を理解するといいと思います。
また、部下や後輩など他人へ「問題解決能力」のイロハを説明する際は、本書を参考に説明をすると理解が早いと思いますので、良いと思います。
おすすめの関連書籍
本書よりも、もう少し踏み込んだ内容になりますが、私が思うおすすめの書籍を3つご紹介させて頂きます。
地頭力を鍛える
地頭力を鍛えるフェルミ推定ノート
考える技術・書く技術ー問題解決力を伸ばすピラミッド原則
感想
本書を手とってまず思うのは、他の類似の書籍に比べ、「薄い!」ということです。しかし、読んでみると内容はかなり凝縮されている印象を受けました。
- 本書の優れたとことは、短時間で読むことができ、問題解決能力を鍛えることの効用を理解できる。
- キャラクターでストーリー仕立ての構成、イラストが多くことで、内容が分かりやすい。
といったことだと思います。
類似の他の書籍では、小難しく説明されている印象ですが、本書は、可愛いキャラクターとともに、簡単・簡潔に・丁寧に「問題解決能力」について説明されており、オススメの一冊です。