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〜経験、考え、学び〜

読書「マンガで身につく多動力」

(出典:アマゾン

マンガではない「多動力」は読んでいないため、内容の比較は出来ませんが、色々な学びがありました。
今回は、本書を読んで、私が特に大切と思った内容を感想として紹介させて頂きます。

 

 

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

マンガで身につく 多動力 (NewsPicks Comic)

 

 

本の感想

自分の時間と他人の時間

時間は2種類ある。1つは、自分の意思で自分がやりたいことをやっている「自分の時間」、もう一つは自分の意思とは関係なく、何かをやらされている「他人の時間」だ。

この考えは、とても大切だと思う。
特に、仕事をしていると、自分の時間がわかりづらくなる。正直やりたい仕事をやているという方は少ないだろう。そうすると、自然とやらされてる感になってしまう。
サラリーマンの場合、仕事中は、「他人の時間」と思いがちだが、仕事中でも「自分の時間」を作ることができることに最近気づきました。
私は、この本でいう2種類の時間を以下のように考えました。

 自分の時間:自身が自発的に活動している時間
       (自分でやってる感じ、やりがいが感じられている状況)     

 他人の時間:自身が受動的に動いている時間
       (他人にやらされている感じ、やりがいが感じられていない状況)

この考え方に気づいてから、自分で仕事を動かすことの楽しさに気がつきました。当然、責任も大きくなり、重圧を感じることもありますが、価値ある経験をする機会が増えたと思います。
入社して間もない方には、大事にしてして頂き考え方と思います。

 

仕事を選ぶ勇気

今、やっている仕事は本当に必要なのか?そして、あなたがやるべき仕事なのか。あなたでないと出来ない仕事なのか。

仕事をしている方なら皆、自分が担当の仕事があると思います。しかし、いきなり「あなたの仕事はなんですか?」と聞かれて、明確に回答できるでしょうか?多くの方は、複数の仕事を抱えており、回答に困ると思います。
ここで、大切なのは、本来の自分の仕事は何か?振り返ってみて下さい。また、夢やなりたい自分像がある方なら、理想の自分像に近くために「どんな仕事をしたいか?」まで掘り下げて見ると良いと思います。
そうした上で、「仕事を選ぶ勇気」を持つことで、理想の自分に近づけると思います。
本書の内容は、自分の置かれている環境をよりよくするためにも、大切な考え方と思います。

 

トライ&エラーを繰り返そう

不完全でいい。見切り発車でいいから、とにかくやって見ることが大切だ。やってみて失敗し、何度も修正する。

物事を進める際、入念に計画を立てる方が多いと思います。まさに私は、細かく始めから計画を細かく立てて、その計画に沿って進めるタイプの人間でした。しかし、いざ進めて見ると、トラブルの発生や予想以上に時間がかかったり、、、と、ほとんど計画通りには進みません。
何か大きなプロジェクトを進めた経験がある方なら、よくわかると思います。
そこで感じたことが、まさに、本書で書かれたの言葉でした。
じゃあ、どこまで準備をすれば良いのか?という疑問が出てくると思いますが、スタート時期の段階では、
 イ)目的
 ロ)目的を達成する時期
 ハ)目的までの大まかなプロセスとその担当(←ここが難しい。。。)

ハ)は、漠然としており、申し訳ありませんが、全体の流れを掴むための計画という認識で良いと思います。
そこから、物事を進めながら、必要に応じてブラッシュアップを重ねてゆけば良いと思います。物事を進めながら、計画表を育てていくようなイメージです。

 

まとめ

本書は、会社勤めの方の場合、理想論に聞こえてくる内容のいくつかありますが、物事を早く、自分で進めるためには、大切な考え方が散りばめられていると思います。本書に書かれていること全てを理解し、実行にうつすことは、正直難しいと思いますが、感銘を受けた内容だけでも、普段の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?