あらゆる世代に向けたライフスタイルブランド「KOE(コエ)」
みなさん「KOE(コエ)」というファッションブランドはご存知でしょうか?アパレル関係でお仕事をされている方なら知っているかもしれませんが、最近じわじわと人気が出てきているブランドだそうです。
そこで、今回は、そんな「KOE」について詳しくご紹介します。
1.「KOE」について
(1)ブランドコンセプト
koéは、「New Basic For New Culture」をコンセプトとした、新しいライフスタイルブランドです。
あらゆるものの「声」を傾聴し、エシカルアプローチを尊重しながら、
常に変化し続ける「New Basic」としてのファッション、アイテム、食、体験を生み出し、「New Culture」を創り上げていきます。(出典:STRIPE CLUB)
実はこのブランド、earth music&ecologyをはじめ、E hyphen world galleryやSEVENDAYS=SUNDAYなどのブランドで、アジアを中心に展開しているストライプ社の新ブランドです(「KOE」の立ち上がり当初、会社名は、クロスカンパニーでした)。
そしてこのブランドのキーワードとも言える言葉、それが「フェアファッション」です。
(2)フェアファッション
フェアファッションを知る上では、まずファストファッションの背景を知る必要があります。近年、ファストファッションは日本でも広いかなり浸透してきております。しかし、その安さと豊富なデザインの背景には、製造元の過剰な労働環境が問題視されています。近年、アメリカやヨーロッパの一部からは、ファストファッションを社会問題や環境問題の温床として非難されているようです。
一方、フェアファッションは、ファッションを通じて環境問題や社会問題に取り組むことを掲げています。具体的には、
以下のような内容が挙げられます。
- 労働環境の改善
- 分解可能な素材を積極的に採用
- 製造工程で生じる、環境問題の改善
近年、海外ブランドは、フェアファッションを目指し、取り組みを進めているようです。
そして、「KOE」も同じように、着る人と作る人が共に幸せになれるような服作りを目指しています。
具体的に『KOE」では、取引のある工業を人権・労働・環境の3つの側面から視察を行い、評価し指導・改善を行なっているようです。
(3)ターゲット層は?
KOEのメインターゲット層は、30〜40代だそうです。しかし、10代から着ても全く違和感が内容な作りであるため、幅広い世代にマッチすると思います。
(4)高い?安い?
フェアファッションを掲げていることから、ファストファッションに比べると、アイテムの値段は高いです。しかし、めちゃくちゃ高い!!っと言ったことはなく、とても良心的な価格だと思います。価格帯は、無印良品くらいっと言ったところですかね、、、(笑)
ただ、洋服はもちろんのこと、雑貨類もかなり豊富なデザインがありますので、選ぶ楽しさがあります。
いくつか商品をご紹介しますので、価格帯やデザイン等、参考にしてみて下さい。
フェアファッションを掲げながら、高いクオリティーをこの金額で実現できるのは、まさに企業努力の賜物ではないでしょか。
2.KOEのコーディネートのご紹介
ここまでで、「KEO」について知って頂けたかと思いますので、実際に、「KEO」を使ったコーディネートをご紹介します。
レディース
大人の雰囲気漂うモードファッション
(出典:WEAR)
アウター:ノーカラーVネックコート
トップス:片畦ワンピース
個性的なキレイめファッション
(出典:WEAR)
トップス:マキシ丈ニットワンピース
メンズ
大人爽やかなコーディネート
(出典:WEAR)
アウター:KOE 先染チェスターコート
トップス:KOE レギュラーラグビージャージ
ボトムス:KOE ワッフルニットプルオーバー
ミリタリーテイストの男らしいファッション
(出典:WEAR)
アウター:ボアブルゾン
3.まとめ
私もブランドは最近知ったばかりなのですが、調べてみると、立派な目標と実現のために素晴らしい活動をしていることがわかり、「KEO」の服だけでなく、ブランドそのものが好きになりました。服を選ぶ際、どうしても価格やデザインに目がいきがちですが、どんなブランドか?どのような思いで作られたものなのか興味を持って商品を眺めてみると、より買い物が楽しくなると思います。何より、買った後も、ものに愛着がわくと思います。